交叉咬合

上下の歯列がどこかで交差している状態です。そのまま顎が成長してしまうと顎の変気を招くため早期の治療介入が必要です。

交叉咬合の臨床上の分類

上下の歯列の大きさがあっていない、歯の生える位置の異常、骨格的な上下顎骨の大きさの異常などにより、上の歯列と下の歯列が前歯、もしくは奥歯で互い違いになっているかみ合わせを交叉咬合といいます。

乳歯列期であっても交叉咬合のお子さんはうまく食べられないなど機能的な問題を抱えることが多く、放置しておくと顎が歪んだまま成長してしまうので早い時期の治療をお勧めします。装置が入れられない年少者であれば、生活習慣、態癖指導により症状が悪化しないように努めたり、MFTでお口周りの筋肉のバランスを整えます。

気になった時になるべく早めに受診されることをお勧めします。装置による治療が可能と判断しましたら、矯正装置を用いて、たがい違いになっている部位を改善し、まっすぐな顎の位置を決めて安定を図ります。経過観察しながら、本格矯正まで必要になることが多いです。

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交叉咬合の症例

治療例1 上下の顎の真ん中のズレを伴う交叉咬合

初診時7歳8ヶ月
第1期治療(約2年)+MFT 経過観察中 12歳1ヶ月現在

治療例2 8歳1ヶ月

初診時8歳1ヶ月
第1期治療(2年)+MFT 第2期治療待機中 12歳1ヶ月現在

治療例3 上下の顎の真ん中のズレを伴う交叉咬合

初診時9歳1ヶ月
第1期治療(3年半)+MFT 経過観察中 15歳1ヶ月現在

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