5つの基本方針

小児矯正を行うにあたっての当医院が大事にしているコンセプトについてお伝えします。

当院の５つの基本方針

1. 成長発育を最大限に利用した治療

お子様の心と体の成長をみつめて小児期から行う矯正治療の最大のメリットは成長の力を利用して歯列弓の拡大や顎骨の成長を促し、理想的な顎顔面形態に誘導できることです。

2. 正常な成長を妨げる機能的要因を取り除き、効率よく長期安定を目指した治療

不正咬合のある子供たちの多くが呼吸、舌や口唇の悪い癖、食べ方などの機能的な問題を持っていることは明らかになっています。当医院では呼吸に関しては医科との連携のもとに全身の健康も考慮しながら矯正治療を行なっています。また、舌や口唇の悪い癖、食べ方、飲み込み方の改善ついては開業当初より取り組み続け、確実に治すためのシステムを確立しています。

不正咬合の種類とその治療方法について

3. お痛みの少ない治療

小児期から始める矯正治療では通常、最初は取り外し式の装置や固定式の装置でも歯列の内側に沿わせるだけの装置になるのでお痛みはほとんどありません。ブラケットを用いる第2期治療においても小児期に、より良い状態で並べられる様に土台作りをしてから、ブラケットをつけて歯の移動を行うことで無理な力が必要ない分、お痛みも出にくいです。

痛みを少なく - 科学的根拠に基づいた治療

4. 目立たない装置での治療

ブラケットを付けた矯正期間がなるべく短くなるように、夜間のみ使用する取り外し装置、歯列の内側に沿わせる固定式の装置などで歯を並べるための土台作りを行い、その後仕上げの治療としてなるべく目立たないよう透明なブラケット、クリアアライナー、またブラケットとクリアアライナーを併用し短期間で治せるようにしています。

当医院では、数多くの矯正装置に対応しています。

5. 永久歯の抜歯をなるべく避けられるような治療

成長発育を利用し、お子様の本来の顎の大きさや前後的な位置関係に軌道修正を行うことで、歯を並べるための良い土台作りができます。それによって、永久歯の抜歯をできるだけ避けられるよう努めています。

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という５つのコンセプトを目標として治療に努めています。