悪い歯並びの原因とデメリット
歯並びを悪いままにしておくと、お口元のコンプレックスになったり、口を閉じられず口呼吸が助長されたり、咀嚼や嚥下がうまく行えず健康に支障をきたす可能性があります。
悪い歯並びの原因
不正咬合の原因は出生前から存在するものとして先天的要因(先天性疾患による異常・遺伝的要因)、出生後の後天的要因(環境的・機能的要因)が重なることでさらに複雑な不正咬合になると考えられています。
先天的要因としては歯牙の先天性欠損や、遺伝的要因の代表的なものとして受け口(反対咬合)が挙げられます。環境的要因として乳歯の早期喪失、耳鼻咽喉科疾患による開口、頭位の異常なども不正咬合の成り立ちに密接な関係があることがわかってきています。
機能的要因としては発音、摂食嚥下時の舌突出癖、口唇、頰、舌などのお口周りの筋肉の間違った使い方は不正咬合の原因になると考えられています。
最近では、先天的に内在している遺伝的な問題にいくつかの環境的要因が加わり、それが助長されたり、表出しなかったりすると考えられています。従って、不正咬合の原因となるような後天的要因を発見したらその都度、取り除いて、不正咬合の予防に努めることもまた矯正治療に携わる歯科医療従者の役目であるとも考えています。
当医院では咬合誘導の一環として、小児期からの矯正治療(第1期治療)に至る前の、乳幼児期の子供たちには通常の歯科検診を通じて、健全な口腔機能の育成を行いながら不正咬合の目を早期に摘むという取り組みもしております。
悪い歯並びのデメリット
- 虫歯、歯肉炎、歯周病にかかりやすい
- 歯のけが、お口の中のけがの原因となる
- 美味しく、美しい所作で食べることができない、言葉がはっきりしない、口を閉じられないなどの生活機能に支障をきたす
- 顎骨の成長障害(アンバランスな顔貌)の原因となる
- お口元、お顔のコンプレックスの一因となる
矯正歯科治療の意義
矯正歯科治療の目的は顎、および咬合の発育の早い段階において不正咬合の発現、重篤化を予防・抑制し、さらにすでに形成されてしまった不正咬合に対して、限局的にあるいは広範囲にわたり改善することにより、形態的な不正ばかりでなく上に挙げたような機能的、心理的な問題を取り除くことです。これは、矯正歯科学の教科書に掲載されている矯正治療全般の目的ですが、小児期に行う矯正治療の意義も同様です。
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