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睡眠関連呼吸障害への対応

かねてより鼻呼吸障害は顎顔面形態の劣成長の原因となるとして、歯科では耳鼻科疾患の治療の必要性を訴えていました。近年、閉塞性睡眠時無呼吸症(obstructive sleep apnea:OSA)が社会的に注目されるようになり、顎顔面形態もその一因として着目されることとなりました。

OSAとは?なぜ歯科が関係するの?

OSAは睡眠中に呼吸が弱くなったり、停止し、血中の酸素濃度が下がり睡眠が障害される疾患です。成人の場合は、心血管疾患やうつ病などの疾患のリスクとなる他、仕事中のミスや交通事故の増加 と関連します。一方、成長発育の途中にある小児の場合は、軽症でも成長発育不全、認知機能低下、学業不良などの原因となると考えられ、患児の将来に影響を及ぼし得る ため、早期発見、早期治療が重要とされています。

OSAの病態の一つとして顎顔面の劣成長が挙げられ、矯正治療が必要な子供達の中にOSAの患者さんがいる可能性、それ以前の幼児期に口腔機能の問題のある子供達の中にOSAの患者さんがいる可能性があると言われています。

当医院では、OSAの専門医療機関との連携のもと、OSAの治療にも力を入れています。

矯正治療が必要になる以前のお子さんが、適切な時期に適切な治療を受けることができると、不正咬合の増悪予防になったり、OSAの治療後の患者さんに矯正治療やMFTを行うことでOSAの再発予防に歯科が貢献できると考えられているからです。

口腔の健康を通して、全身の健康に寄与できるような歯科医療を目指して日々、精進しております。

睡眠中の大きないびきや呼吸停止、日中の眠気や落ち着きのなさ、行動異常や学習障害、夜尿、低身長、低体重があり、飲んだり食べたりするときに舌が突出する、歯並びが悪いなどがあったら、お気軽にご相談ください、専門医との連携のもと治療に当たらせて頂きます。

 

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