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具体的な行動指針

当医院の小児矯正の4つのコンセプトに基づき、どのように行動するかを示しています。

1. 患者様、ご家族様との十分なコミュニケーション

矯正治療は時間的にも身体的にも経済的にもどうしても負担のかかる治療です。治療を始められる前はもちろんですが、途中ご不安になることもあるかと思います。

また患者様と医療スタッフ側との間に治療への認識の差があると思わぬ誤解や勘違いが生じ、治療効果に支障ることもあるかと思います。

早目にそういったご不安やご不満を取り除くことがよってより円滑に治療が進められますので、ドクターはもちろんですが、毎回同じ衛生士がカウンセリング、TBIを担当するなど、お話ししやすい環境と時間を設けています

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2. 患者様を皆で支えるチーム医療

医院側で患者様を支えるのは歯科医師だけでなく、歯科衛生士、歯科技工士、などデンタルスタッフです。

患者様の治療にかかわるスタッフ全員がその患者様がどういう症状で来院されどう治していく、治っていっているかを共通の認識を持って取り組んでいます。

担当衛生士にはもちろんですが、担当技工士にも治療経過を説明し、作った装置が実際に患者さんにどれだけ効果があったか、また使い心地はどうだったかわかるようにしています。装置はすべてオーダーメイドですので細かい患者さまのお口の状況や模型だけでは分からない癖なども装置に反映させることでより効果の期待できる装置が毎回安定して作ることができるようになります。そういう意味では技工士が患者様の状態を把握しているかどうかは大切なことと思います。

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3. 科学的根拠に基づく治療

歯には動く仕組み「ルール」があります。

歯が動く仕組み、骨ができる仕組み、顎が動く仕組みには生物学的なルールがあります。生物学的な根拠を無視しては安全に、歯を動かすことはできませんし、動かした後の安定も難しくなります。

たとえば、骨の中を歯が移動するのは適切な力によってまず歯によって押されている側の骨が吸収され、歯は歯を覆っている歯根膜という空隙の分だけ移動します。その後押された方向とは反対のほうへ新しい骨ができます。歯根膜の幅の量だけ動かすことにより、歯にダメージを与えずに安全に動かせる仕組みになっています。適切な力と、適度な時間なくして健全な状態で歯が動くことはありません。

急がば、回れ。

ダメージを最小限に抑える弱い力で、少しずつが理想です。強い力をかければ過度の圧力が歯根膜に加わり血流が阻害され歯の根が吸収するという怖い現象が起こります。

また、骨のほうは過剰な力に反応し(防御反応として)固くなってしまいます。さらに歯は動きにくく歯根も吸収しやすくなります。早く動かそうとして新しく骨ができるのを待たずに力を加え続けてもやはり生体はそれについていけずに骨の中の歯根は動かず傾いてしまっているだけになったり、歯根の方が吸収され短くなってしまったりします。

早く治療を終えたい一心でワイヤー交換を頻繁に、強い力でなんてことをしたら矯正治療後全ての歯がグラグラになんてことも起こりえます。急がば回れといったところでしょうか?ゆっくりと優しくが、歯を確実に動かすための安全かつ最短の方法です。

急速に動かせる時期もあります。

一方、上の顎の横幅を拡げる時などは骨と骨のつなぎ目がまだやわらかい時期(10歳前後まで)であれば、急速に拡大することが可能です。

そしてその位置でしっかりと骨ができれば良好な治療結果が得られます。このタイミングは一般に著しく身長が伸びる思春期成長の前になります。この時期を見逃さないためにも日ごろからお子様の成長をしっかりと見つめる必要があります。

下顎には下顎特有の成長の仕方があります。下顎の成長のピーク自体は12~15歳です。しかし、横幅に関しては(もちろん12~15歳ころも大きくはなるのですが)下顎の正中縫合部というのは早くに固まってしまうので横幅を広げようとしても、上顎のように真ん中に柔らかい部分はなく急速拡大はできません。

また無理やり急いで、歯だけを横に押しやって広げてしまうと歯を支える骨のアーチの外に歯が飛び出てしまいかねません。したがって下顎の横幅が足らないときは歯を支えている骨ごとゆっくりと押された側の骨が吸収され拡大したい方向に新しい骨ができるのを待ちながら動かしていきます。

当医院ではアライナーの中に特殊なワイヤーを組み込んでゆっくりと下顎の横幅を改善する方法を積極的に取り入れています。また、使用するブラケットも骨ごと歯の移動ができるものを選択することも可能です。このような工夫により、永久歯の抜歯を極力回避してきています。下図:上顎は頭蓋に接しているため神経系型と一般型の中間系、下顎は典型的な一般型の成長パターンをとります。

このように歯を安全に効果的に動かすためには歯やあごの骨の静的、動的解剖をよく理解し、歯にかかる負担や骨にかかる負担を考えながら行う必要があります。これにより、安全に歯を動かせるだけでなく、それぞれの矯正による歯の移動の際のお痛みも軽減することが可能になっています。

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4. 多種多様な矯正術式、装置

治療手段としてたくさんの手技や装置の中から最適なものを選ぶことにより、ご負担を少なく効果的な治療ができます。

また、良好なコントロールが得られた場合や、比較的軽度の不正咬合であった場合、ブラケットでの本格矯正が必要なくなるケースもあります。当医院では、かなりの種類の装置を取り入れそれぞれに良好な臨床実績がございます。最近ではブラケットを付けている期間を短くするための装置がますます充実しております。より患者様の症状やライフスタイルに合ったもの(スポーツや楽器の演奏に邪魔にならないようになど)をご提供できると自負しております。

矯正装置の詳しいページへ

※医療技術は日々進歩しています。技術開発により以前では不可能だったことが簡単にできるようになったりします。近年そのサイクルはとても速くなっていますので、派閥、学閥をこえて学会、研修会、勉強会などに参加し学び続けております。国内はもちろんですが国外からもよいと思われる術式や装置はとりいれ、必要があれば改良して患者様にご提供しています。そのため不定期でお休みをいただくこともございますが患者様に還元できるものと信じて日々精進しております。ご理解いただければ幸いです。

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5. 自分の子供にしたくない、できない治療はしない

虫歯などで歯のお痛みが激しい場合などは緊急処置として少ない選択肢からお痛みの除去を優先し手早く処置を行う必要があります。

しかし矯正治療は、患者様のお口に合った装置をじっくり選ぶことができます。矯正装置や術式の中には優れた機能や効果を持つ半面、実際にお子様の負担を考えた場合、どうだろう?と思われるものもあります。

当医院では審美的、身体的ご負担を少なくして、同じような効果をあげられるものをご提供できるようにしています。自分の子供にはしたくないなと思うような装置や治療は選ばない、それが患者様にとっても私にとっても最良の選択になると信じています。

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